30/11/2018
久々に朝一の玄関から始まり。
例の彼女の隣で仏頂面しかできなかった。
なんせ今日やめるのだ。私の言動がきっかけでやめるものだと思い込んでいる(いた。)。
それでも彼女は、ここへ来て仕事を愛しながらも離れると教えてくれた。他の誰もに語るときと同じような口調で。
もしかしたら私の言動のせいではないのかもしれないと思うほどに穏やかな口調で。
しかし私は忘れていない、数カ月程度前の一言を聞いていたであろう彼女が、数時間後、声を上げて静かに泣いていたこと。
原因が何かと誰に問われるでも私が問うでもなかったので、結局どう、なんだか。分からないまま、半日が終わってしまった。見送りをする間にも私は心臓の部分に石を抱えていて祝福の気持ちなどかけてあげられなかった。
さよならね。
わだかまりのもとが去っていってすっきりとした気持ちと、解決されないモヤモヤと、少しの悔しさがあるよ。私が先に辞めてやろうと思っていたから。
辞職の手紙には、「良い意味でも、悪い意味でも悪くなってしまった性格が…」と書いてあり、それが自分に因んだものかも知れなくて、そして彼女はそれを飲み込んでなお強くあろうとしているのかも知れないなと思い。それだけ。
「慣れもあって難しいかもしれないけど毎日楽しんで仕事してください」だそう。最後まで説教くさいやつだった。
こういう気持ちの時は、どう手放すのが正解なのか、20数年生きてきていまだに分からない。いまだ出会ったことがない。
誰か教えてくれ。
シャワーを浴びて、洗濯をし、眠くなって床に倒れ伏しながらも何とか、久しぶりにInstagramを更新した。